「芝の病気が止まらない…」「殺菌剤を使っても効かない…」「でも、薬の使用にも限界がある…」こんな悩みを抱えているゴルフ場の管理者や経営者の方が、ここ数年で急増しています。実際、農薬に対する規制は年々厳しくなっており、使用回数や成分の制限がある中で、これまで通りの対処療法だけでは病気を抑えきれなくなっているのが現実です。さらに、芝生が一度病気にかかってしまうと、その被害はあっという間に拡がってしまい、利用者の満足度低下やコース品質の低下につながります。
そこで注目されているのが、「薬に頼らず、病気に強い土を育てる」という考え方です。
その中でも今、ゴルフ場管理の現場で導入が進んでいるのが、**微生物資材「超堆肥源」**です。
この記事では、**超堆肥源とは何か?なぜ病害予防に効果があるのか?どう使うのか?**を具体的に解説していきます。薬剤だけに頼らない、持続可能な芝生管理の第一歩として、ぜひ最後までご覧ください。
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農薬に頼らない!病気に強い芝生づくりに「超堆肥源」が選ばれる理由
芝生の病害管理といえば、これまでは殺菌剤による対処が主流でした。
しかし近年では、農薬の使用制限が強化され、「今までの方法が通用しない」と感じている現場が増えています。「殺菌剤を使っても、すぐに再発する」「耐性菌が出て効果が落ちている気がする」といった声もよく聞かれます。そんな中で注目を集めているのが、「土づくり」による根本的な病害対策。
中でも、株式会社五光が開発した**微生物資材「超堆肥源」**は、芝の根元から健康に育てるという新しいアプローチで、多くの現場から支持されています。
単なる肥料や堆肥ではなく、微生物の力で病気に負けない環境を作る。それが、これからの芝管理の新常識です。
超堆肥源とは?堆肥ではなく微生物資材です
「名前に“堆肥”ってあるけど、普通の堆肥とは何が違うの?」と疑問に感じる方も多いかもしれません。
実際には、**超堆肥源は“堆肥”ではなく、発酵微生物資材(=土壌改良材)**に分類されます。
原料は、米ぬか・廃菌床・竹の粉・貝化石粉末など、自然素材が中心。それらを株式会社五光・独自の発酵菌で熟成させたことで、微生物が非常に活性化された状態に仕上がっています。
つまり、**「微生物を土に届けるための発酵パッケージ」**のようなもの。
超堆肥源を土壌にまくことで、微生物が活動しやすい環境を整え、病原菌が繁殖しにくい“拮抗的”な土壌環境をつくり上げてくれます。また、腐植酸を豊富に含み、75種類以上のミネラルを芝や微生物に届ける役割もあります。「肥料のように直接栄養を与えるのではなく、土そのものの力を底上げする」。それが、超堆肥源の最大の特徴です。
超堆肥源がもたらす5つの効果【土壌・微生物・ミネラル】
超堆肥源がなぜ芝生の病気に強い環境をつくれるのか?
それは、土壌・微生物・栄養素の3つに働きかけ、芝生にとって理想的な生育環境を総合的に整えるからです。具体的には、以下のような5つの効果が期待できます。
✅期待できる5つの効果
- 微生物の多様性アップ
→ 土壌中の微生物層が健全になり、病原菌の定着を防ぐ - PHの適正化
→ 酸性に傾いた土壌を中性に近づけ、芝が育ちやすくなる - 団粒構造の促進
→ 土がフカフカになり、通気性・排水性が改善される - 保肥力・保水力の向上
→ 肥料成分をムダにせず、根が水分を吸いやすくなる - ミネラル補給と微生物活性化
→ 75種類以上のミネラルで、芝と土壌微生物の活力がアップ
このように、物理的・化学的・生物的な改良を1つで実現できるのが、超堆肥源の大きな強みです。
なぜ芝生の病気に効くのか?微生物の拮抗作用を解説
超堆肥源を使うことで、土壌内の「良い微生物(拮抗菌)」が増えます。
たとえばバチルス属、アクチノマイセス属、ストレプトマイセス属といった微生物たちは、病原菌が増えるのを防ぐ役割を果たしてくれます。これは、「微生物同士が土壌内で勢力争いをしている」とイメージすると分かりやすいです。
つまり、良い菌を増やすことで悪い菌の居場所をなくす=病気が出にくくなるというメカニズムです。
このような微生物の拮抗作用は、農薬のように“殺す”のではなく、共存しながらバランスを取る自然な仕組みであり、耐性菌の発生も抑えられるメリットがあります。
「薬で叩く」ではなく、「菌で守る」——これが、薬剤では得られない“予防的な病害対策”につながるのです。
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