BLOG

  • TOP
  • BLOG
  • スイートコーンの栽培方法

2023年7月4日

スイートコーンの栽培方法

とうもろこしにはいろんな種類があります。食用の中でも甘いものをスイートコーンと呼び、他には甘味料用、飼料用、燃料用など加工に使われるものがあります。青森では「きみ」と呼び、岩木山山麓の嶽高原で採れるものは「嶽きみ」と呼ばれ、食べ慕われております。各地のブランドコーンは毎年販売されるのが楽しみです。ぜひ弊社の資材でおいしいスイートコーンを作ってください。基本的な栽培方法について説明します。

スイートコーン栽培の土づくり

スイートコーンは肥沃で水はけの良い土壌を好みます。有機物を豊富に含んだ土壌が望ましいです。畑を耕し、堆肥や腐葉土を混ぜて土壌を改良します。おすすめの施肥設計は10アール当たりシンボル707を3~7袋、天然マグカルを3~5袋、グアノリン酸を3~5袋、竹の王を10~15袋です。

スイートコーンの定植

種まきは直播(じきまき)直播でも可能です。セルやプラグポットで育苗し定植すると管理しやすいでしょう。成長期には特に十分な水やりを行い、土壌を適度に湿らせます。特に花粉の受粉や果実の形成時に水を与えることが重要です。害虫や病気に対して注意が必要です。定期的に畑を観察し、害虫や病気の早期発見と対策を行います。必要に応じて農薬の使用や有機的な防除方法を選択します。穂先が熟したら人口受粉してあげましょう。最近の品種はとても甘いものが多いので、ヤングコーンも捨ててしまわず天ぷら用などに収穫しましょう。

スイートコーンの収穫

収穫時期は品種によって異なりますが、果実がしっかりと形成され、穂が膨らんできたら収穫します。穂が完全に黄色くなり、先の方をつまんで実が当たるようであれば収穫のタイミングです。これらの手順に従ってスイートコーンを栽培することで、美味しい収穫物を得ることができます。地域の気候や状況に合わせて微調整することも大切です。

スイートコーン栽培のまとめ

スイートコーンは霜に弱いのでお気をつけください。深根性で多肥性の作物です。肥料は十分に施しましょう。逆に肥料が過剰な圃場であれば、土壌のクリーニングにも最適な作物です。また、連作障害が少ないので、前年と同じ場所での栽培が可能です。害獣に狙われやすいので防除はしっかりとしましょう。