2月はとても寒い時期ですが、その分、甘みやうまみが増す食べ物が多くなります。この記事では、おいしい野菜、果物、魚について、主な産地やおいしい見分け方、食べ方を紹介します。
2月の旬の野菜
■ほうれん草
この時期の主な産地は茨城県と千葉県で、特に茨城県は全国トップクラスの生産量を誇ります。寒さに強いほうれん草は冬に甘みが増し、栄養価も高まるのが特徴です。おいしい見分け方は、新鮮なものは葉が厚く濃い緑色をしており、根元が赤みを帯びているものは特に甘みが強いとされています。おいしい食べ方としては、おひたしにしてシンプルな甘みを楽しんだり、ゴマ和えや白和えで風味を加えたり、豆乳や牛乳と合わせてスープにするのもおすすめです。
■大根
2月の主な出荷産地は神奈川県と千葉県で、温暖な気候と肥沃な土壌で栽培されています。新鮮な大根はずっしりと重く、表面がなめらかでハリがあり、葉がついている場合は元気なものを選ぶのがポイントです。おいしい食べ方としては、煮物にすると甘みが引き立ち、やわらかく味が染み込みやすくなります。また、おろし大根にして焼き魚や鍋の薬味にしたり、千切りにしてサラダにするのもおすすめです。旬の大根ならではの風味を楽しみましょう。
■白菜
白菜の主な産地は長野県と茨城県で、特に長野県は冷涼な気候を活かした栽培が盛んです。白菜は葉が詰まって重みがあり、外側の葉がみずみずしいものが新鮮な証拠です。冬が旬の白菜は甘みが増し、鍋料理の定番として豚肉と重ねたミルフィーユ鍋が人気です。また、浅漬けにしてシャキシャキとした食感を楽しんだり、クリーム煮にしてまろやかな味わいにするのもおすすめです。旬の白菜を使って、冬の食卓を豊かに彩りましょう。
■ブロッコリー
ブロッコリーの主な産地は愛知県と北海道で、特に愛知県は温暖な気候を活かして安定した生産を誇ります。新鮮なブロッコリーは、つぼみがぎっしり詰まっており、鮮やかな緑色をしているのが特徴です。おいしい食べ方としては、シンプルに茹でてマヨネーズやゴマだれをつけると素材の風味を楽しめます。また、炒め物に加えると彩りが良くなり、スープやシチューに入れると栄養たっぷりの一品になります。旬のブロッコリーを使って、食卓を彩りましょう。
2月の旬の果物
■デコポン
デコポンの主な産地は熊本県と愛媛県で、特に熊本県はブランド産地として有名です。新鮮なデコポンは皮にハリがあり、ヘタが盛り上がっているのが特徴です。甘みと酸味のバランスが絶妙で、手で簡単にむいてジューシーな果肉を楽しめます。ジュースやゼリーに加工すると爽やかな風味が広がり、サラダに加えるとフレッシュなアクセントになります。旬のデコポンを存分に味わいましょう。
■いちご
いちごの主な産地は栃木県と福岡県で、特に栃木県は生産量が全国トップクラスを誇ります。新鮮ないちごはヘタがピンとしており、赤色が濃くツヤのあるものが甘くて美味しいとされています。そのまま食べるのはもちろん、ヨーグルトやアイスに添えてスイーツとして楽しんだり、ジャムにして長く味わうのもおすすめです。旬のいちごを取り入れて、冬のデザートを楽しみましょう。
■みかん
和歌山県、愛媛県で生産されるみかんは冬の代表的な果物で、甘みと酸味のバランスが魅力です。新鮮なものは皮にハリがあり、持ったときに重みがあるのが特徴です。そのまま手軽に食べられるほか、ジュースやスムージーにしてビタミン補給をしたり、皮を乾燥させてお茶にするのもおすすめです。冬の寒い時期にぴったりな、旬のみかんを楽しみましょう。
2月の旬の魚介
■ぶり
天然ぶりの主な産地は富山県と石川県で、特に富山県では寒ブリが有名です。身が締まり、弾力があるものが新鮮なぶりの証です。冬に脂がのるため、照り焼きにすると甘辛い味付けがご飯によく合います。また、ぶりしゃぶにしてポン酢でさっぱりと味わうのもおすすめです。さらに、新鮮なものは刺身で食べると、とろけるような食感と濃厚な旨みを楽しめます。旬のぶりをさまざまな料理で堪能しましょう。
■牡蠣
牡蠣の主な産地は広島県と宮城県で、広島県は日本一の生産量を誇ります。殻付きの牡蠣はふっくら膨らんでおり、むき身は透明感があってふっくらしたものが新鮮です。おいしい食べ方としては、生牡蠣にレモンを絞ってシンプルに味わうのが定番です。また、カキフライにするとサクサクの衣とクリーミーな味わいが楽しめます。さらに、味噌ベースの土手鍋にすると、牡蠣の旨みが凝縮されて濃厚な味わいになります。旬の牡蠣を存分に楽しみましょう。
■タラ
タラの主な産地は北海道と青森県で、特に北海道では漁獲量が多く、冬の味覚として親しまれています。新鮮なタラは身が白く、透明感があり、ハリがあるのが特徴です。おいしい食べ方としては、鍋料理にするとタラの淡白な旨みが引き立ちます。また、ムニエルにすると外はカリッと、中はふんわりとした食感を楽しめます。さらに、煮付けにするとタラの優しい味わいが染み込み、ご飯によく合う一品になります。旬のタラをさまざまな料理で楽しみましょう。
2月の季節の行事と食材の関係
■節分（2月3日頃）
・ 豆まき：大豆を炒って、無病息災を願う。
・ 恵方巻：海鮮や卵焼きを巻いて、今年の恵方を向いて無言で食べる。
■バレンタインデー（2月14日）
チョコレートと今が旬のいちごは、甘みと酸味のバランスが絶妙な組み合わせです。いちごの爽やかな酸味がチョコレートの濃厚な甘さを引き立て、後味をさっぱりとさせてくれます。特にミルクチョコレートやホワイトチョコレートと合わせると、いちごの甘みがより際立ちます。また、見た目の華やかさも魅力で、赤いいちごとチョコレートのコントラストが特別感を演出します。チョコレートフォンデュやいちごチョコが人気な理由も、この相性の良さにあります。
2月の旬の食材まとめ
2月の旬の食材は、寒い冬にぴったりな野菜や魚介がたくさんあります。また、節分やバレンタインといった行事に合う食材も楽しめます。寒い季節だからこそ、おいしい旬の食材を食べて元気に過ごしましょう！株式会社五光では、食材の生産過程で出る米ぬか、おが粉などを使った有機資材を生産しております。良質な資材を取り入れ、丁寧に作られたお野菜が皆様の食卓に届くことを願って今月も工場をフル稼働でございます～～～(*’▽’)
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