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2023年7月3日

かぼちゃの栽培方法について

ほくほくからしっとり、かぼちゃは種類の豊富な野菜です。青森では一球入魂かぼちゃと言って、一株に一果だけつけ、甘みとうまみを集中させたブランドかぼちゃが有名です(詳細:青森のうまいものたち)使われているのはダークホースだそうです。ぜひ一度挑戦してみていただきたい栽培方法です。こちらでは基本的な施肥などをまとめてみました。

かぼちゃの品種選び

まずは栽培するかぼちゃの品種を選びます。地域の気候や栽培条件に合った品種を選ぶことが重要です。大玉かぼちゃ、中玉かぼちゃ、小玉かぼちゃなど、さまざまな品種がありますので、自身のニーズに合った品種を選びましょう。

かぼちゃ栽培の土づくり

土壌の準備は大切です。かぼちゃは肥沃で水はけの良い土壌を好みます。有機物を豊富に含んだ土壌が望ましいです。畑を耕し、堆肥や腐葉土を混ぜて土壌を改良します。吸肥力が旺盛なので、多すぎるとつるボケになり、開花しても着花しなくなります。畑が肥えている場合は生育を見ながら追肥で対応することもできます。

かぼちゃの定植

準備が整った畑にかぼちゃの種を植え付けます。種まきの時期は地域や気候によって異なりますが、霜の心配がない時期に行います。種まきは直播(じきまき)か、苗を育ててから定植する方法があります。かぼちゃは栽培の過程でウジ虫が入り込むことがあり、その予防のために定植時にアドマイヤーなどを使うと良いでしょう。農薬を使用する際は、登録内容が変更されていないか必ず確認しましょう。

かぼちゃの栽培管理

かぼちゃの成長をサポートするために気を付けたいことがあります。かぼちゃは水を必要としますが、過剰な水やりは根腐れを引き起こす可能性があります。味も低下しやすいので、排水の良い環境にしましょう。土壌が乾燥しないように保ちつつ、適度な水やりを行います。特に花芽がついた後や果実が育っている時期に水を十分に与えることが重要です。なるべく人工交配で確実に着花させましょう。

かぼちゃの防除と収穫

害虫・病気の管理: かぼちゃは害虫や病気に対して注意が必要です。定期的に畑を観察し、害虫や病気の早期発見と対策を行います。必要に応じて農薬の使用や有機的な防除方法を選択します。6月下旬ころから、ジマンダイセン水和剤などで防除。うどん粉病は高温期に発生するのでジーファイン水和剤などで防除。アブラムシは、マラソン乳剤などが役立ちます。かぼちゃの収穫時期は品種によって異なりますが、一般的に収穫するのは果実が完全に色づいてからです。果実が十分に成熟し、つるが枯れ始めたら収穫します。果実を切り離す際は、つるの近くで切るようにしましょう。

かぼちゃ栽培まとめ

これらの手順に従ってかぼちゃを栽培することで、美味しい収穫物を得ることができます。ただし、地域の気候や状況に合わせて微調整することも大切です。施肥については土壌分析を行ってからがよいでしょう。詳しくは株式会社五光までお問合せください。→contact