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2023年12月18日

ほうれん草栽培

栄養価が高く、周年出回っているほうれん草。旬はいつなの?と不思議でしたが、季節によって種子を変えて生産されているのだそうです。そのおかげで連作も可能になり、反収当たりの売り上げも良いことから、ほうれん草農家に参入された方もいらっしゃるでしょう。一説では、ほうれん草の水耕栽培は難しいそうで、まだまだ土耕が主流とされています。意外と難しいほうれん草栽培は土づくりが大切です。以下ご参考ください。

ほうれん草栽培のポイント

最適PHは6.5~7.5。酸性土壌を用意します。アルカリ性にするための石灰類や水はけのよい土壌にするために堆肥などを必要とします。おいしい苦みのないほうれん草を栽培するには窒素を控えめにする必要があります。連続して栽培するときは前作の残根が分解されてから作付けすると良いので、収穫後に微生物資材などを入れると良いでしょう。基本的には冷涼な気候を好みます。4~5月、8月中旬から9月の栽培が最適です。時期によって品種は必ず選定してください。雨除け栽培がおすすめです。

ほうれん草栽培 おすすめ施肥設計

シンボル707 またはほう素入りシンボル808  

天然マグカル4~6袋、

グアノリン酸3~5袋、竹の王(表層施肥)10~15袋、ゲルマプラントシャワーを葉面散布2000倍を収穫7日前に一回入れてください。

ほうれん草栽培 お手入れのポイント

株間を7~10センチに1粒撒きにし、間引きをしないことで省力化も可能です。シーダーテープで用意されるのもおすすめです。発芽までは水やりが必要ですが、芽が出たら控えましょう。本葉4枚ほどに成長したらまた水やりをはじめ、しばらく控えます。収穫近くにも水やりは控えましょう。水やりのタイミングでしっかりと育つ性質があります。6~7月は日照時間がながいため、花が咲きやすくなります。花が付きにくい品種を選びましょう。また、寒じめを作る際には、9月に播種し、わざと冬の寒さに当てることで栽培できます。甘いほうれん草は毎年の楽しみです。プランターでも栽培可能ですので家庭菜園でも挑戦してみてください。収穫後は超堆肥源で作後の土づくりをしましょう。

ほうれん草栽培のまとめ

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