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2023年5月6日

ナスの育て方|定植前の土づくりから水やり・収穫まで

ナスは、家庭菜園でも人気の高い夏野菜です。

長い期間にわたって実をつけるため、定植前の土づくりに加え、生育中の水分や肥料の管理が大切になります。

特に、根が張りやすく、水と空気が動きやすい土の状態を整えておくことが、栽培を安定させる土台になります。

この記事では、ナスの種まき、定植前の土づくり、定植後の管理、収穫までの基本を紹介します。

ナスの種まきと育苗

ナスは種を直接畑にまいてもよいですが、一般的には、セルトレイなどに撒き、9センチのプラスチックポットなどに移植して育苗します。接ぎ木苗も需要が高く、苗を購入される農家さんも多いでしょう。種まきは春から夏にかけて行います。浅めに埋め、水をたっぷり与えます。種から発芽したら、プラスチックポットに移します。苗の大きさに応じて植え替えていってください。肥料を与え、十分な水を与えます。この時、ゲルマプラントシャワーを2000倍に希釈したものを潅水又は葉面散布してあげましょう。

ナス栽培の土壌の準備

ナスを植える前の土づくり

ナスは生育期間が長く、根を広く伸ばしながら水分と養分を吸収します。

そのため、定植前には、根が張りやすく、水はけと保水性のバランスが取れた土を整えておくことが大切です。

土の固さを確認する

土が固く締まっている場合は、定植前に耕し、根が伸びる範囲へ空気と水の通り道をつくります。

ただし、深く耕すだけで水はけが良くなるとは限りません。雨の後に水が残る畑では、畝を高くすることや、排水路を整えることも検討します。

堆肥や有機物を入れる

堆肥や有機物は、土の状態を見ながら施します。

前作で堆肥を多く入れている場合や、土壌分析で養分が多く残っている場合は、追加する量を調整します。

資材を多く入れることよりも、その畑に不足しているものを確認することが大切です。

超堆肥源を使う場合

超堆肥源は、土壌微生物の働きを活かしながら、根が張りやすい土の環境づくりを助ける微生物資材です。

定植前に使用する場合は、畑へ均一に散布し、表面だけに残らないよう土へ混ぜます。

散布後は、土が乾燥しすぎないようにし、定植まで微生物が活動する期間を設けます。

使用量は、圃場の広さ、前作の施肥、土壌分析、生育状況などを確認しながら調整してください。

肥料は土の状態に合わせる

ナスは生育期間が長いため、元肥だけでなく、生育を見ながら追肥することがあります。

ただし、肥料が多すぎると、葉や茎ばかりが伸びたり、土の養分バランスが偏ったりすることがあります。

化学肥料を否定するものではありません。肥料が活きる土の状態を整える考え方です。

ナスの定植と生育中の管理

ナスは肥料と水で作ると言われています。5月から6月にかけて定植します。プランターの場合もこの時期がおすすめです。寒さに弱い特性があるので早や植えはさけましょう。植え付ける際には、株間を約50cm、行間を約70cm程度空けます。成長が始まったら、適宜水やりと追肥をし草取りをします。マルチ栽培の場合は、葉の伸びた先から下の部分に追肥をしましょう。根はその葉の先の真下部分まで伸びているそうです。伸びを確認しながら追肥する場所も変えていきましょう。ナスは高温多湿が好みなので、気温が下がる時期には、寒冷紗や風よけを施し、ハウス栽培であれば必要に応じて戸を閉めてください。枝が混みすぎないように整枝し、着色のため十分に日光にあてましょう。できればナス科の野菜を2~3年作付けしていない畑を選んで植えてください。連作の障害を避けましょう。

ナスの収穫

収穫は、7月から10月にかけて行います。常に適当な水分を持たせておくことがみずみずしいナスを採るポイントです。果実が十分に大きくなり、色が濃くなってから収穫します。開花後25~30日ぐらいで収穫可能となります。果梗を1cm程度残してハサミで切ります。とげには十分に気を付けてください。果実を大きくすると草勢が弱まるので早めに収穫します。収穫最盛期には、朝と夕方の2回収穫することもあります。

ナスを長く収穫するためのポイント

ナスを長く収穫するためのポイント

ナスを育てるときは、定植後の肥料や水やりだけでなく、植える前の土の状態を整えておくことが大切です。

土が固く締まっていないか、雨の後に水が残っていないか、前作の肥料や堆肥が多く残っていないかを確認します。

定植後は、土を極端に乾燥させず、生育と収穫量を見ながら追肥します。

果実を大きくしすぎると株へ負担がかかるため、適期に収穫することも、長く実をならせるポイントです。

また、ナス科の作物を同じ場所で続けて栽培すると、病害や生育不良が起こりやすくなる場合があります。

輪作が難しい場合は、収穫後の残根・残渣の処理や、作付け前の土の状態を丁寧に確認しましょう。

これは畑の菌活®という考え方の一部です。

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