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2022年5月1日

お悩み解決!うちだけ雑草が多い

春になり、雪解けが進むと畑が現れ、さて今年は何を植えようかと心踊らせている主婦のYさん。ふと周りを見渡すとうちだけ雑草が多いことに気が付きました。なぜなんでしょう?という疑問にお答えします。

ペーハー値を確認しましょう

まず考えられるのは土のphのバランスが崩れ、低くなっている可能性です。phの測定は簡易に行えますので、土をお預かりし分析してみました。

理想の土の状態とは

多くの作物はph6.0~6.5の弱酸性でよく育ちます。phが低く酸性に傾きすぎると石灰や苦土などが欠乏しやすくなったり、土のアルミニウムが溶け出して根の生育を妨げたりします。また土には、雨やかんすいで養分が流れることを防ぐ保肥力があり、phが低くなることで保肥力が弱まります。

おすすめの対処法①土壌改良材の使用

今回測定したものの、phはph6.0~6.5と出ました。しかし、こちらは小さなシャベルで採取した深さの土でしたので、今年は苦土石灰、弊社の商品であれば天然マグカルをお使い頂くようアドバイスさせていただきました。

おすすめの対処法②深耕する

雑草の代表スギナであれば2メートル深く根が潜っている例もあります。深耕した場合ph値の数値も変わることがあります。この機会に天然マグカルを入れ、できるだけ深耕し、成分が雨や冠水で地中深くまで浸透することで、雑草の少ないバランスの良い土づくりができることでしょう。15センチ以上の深さを耕してあげてください。

おすすめの対処法③収穫後の耕起土づくり

実は農業に置いて種まきや植え付けの前の土づくりと一緒に大事にしたいのは、収穫後の耕起です。残渣や残根を取り除き、土を掘り返します。これだけでも翌春の状態は変わるのですが、株式会社五光では残根をを早く分解し、良い菌を増やす微生物たっぷりの資材「超堆肥源」の使用をおすすめしています。こちらを使えば、続けてなにか作付けする際にもすぐに植えられる状態を作ることもできます。こうした土づくりをすることで、連作障害の予防にもなります。近年の家庭菜園ブームで人気のトマトなどナス科のものを毎年同じ場所でつけられている方には特におすすめします。

現在、天然マグカルは生産がありません。代替品につきましては、直接ご相談くださいませ。https://goko.aomori.jp/contact-2/